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ウルフルケイスケオフィシャル ブログ ULFUL KEISUKE

2011.3.11

大変なことが起こった、
いったい自分に何ができるのか・・・

とにかくみんなに少しでも笑顔が戻るように想いを送り続けます!
いつでも会いに行けるようにギターの準備はしておきます!!

たくさんメールをもらいました、ソーシャルワークをしている方からのものを一つ紹介します。

> 大変なことになってしまいましたね。
> 福岡はただ青い空が広がっているばかりで、
> 東の空の下にあんな惨状があるなんて信じられません。
> 私の周りの方もみなさん心を痛めてらっしゃいます。
> これまで緊急支援や危機介入を何度か行いましたので、このようなときの心の持ち方
> について記事を書きました。
> ケーヤンがいつものように走られたことが素晴らしかったので、引用させていただき
> ました。
>> このようなときに大事なことは、
> ケーヤンのように日常していることを続けることだと思います。
> もちろん無理せずですが。
>
> 私は10年ほど前、
> ブータンとインドの国境に紛れ込んで被災したことがあります。
> 到着して数日で水害に遭い、1ヶ月近く閉じこめられました。
> マーケットや家がなくなり、道は落ちて帰路を断たれました。
> 電気やガスがないのは耐えられたのですが、清潔な水がないのに閉口しました。
> 水は飲むだけでなく、食器を洗う、体を洗うなど、
> 清潔を保つために大量にいるのだと痛感しました。
> 私はその町に2人しかいない外国人で、日本人でしたから、
> 高い水を買うことができました。
> 道には弱っていく人々が転がっていましたが、
> 私は目を背けて自分が生きることばかり考えてしまいました。
> 今思えばパニック状態だったのですが、
> そこから逃げ出したくてヒマラヤの麓の道なきジャングルを登るという無謀なことを
> しました。
> 落ちてくるヒルを振り払い、野生の虎に怯えながら進みました。
> ちょっとした遭難をして、JICAの人に迷惑をかけました。
> バンコクに逃げ、その太陽のまぶしさ、清潔、平和に圧倒されました。
> どうにか帰国し、タクシーに乗ったときにラジオから高校野球の実況が聞こえてきた
> とき、涙がでました。
> ここは平和なのだと嗚咽が止まりませんでした。
> そのあとひどいPTSDになりました。
>
> 現地でも帰ってからも、私を支えたのは音楽と本でした。
> 悲惨な状況で、インドの人やブータンの人は音楽や映画を楽しんでいました。
> 楽しんでいる人にはエネルギーがありました。
> 人は水と食料と屋根だけでは生きられません。
> 長期戦になればよけいです。
> ケーヤンのギターは必ず現地の人たちを救います。
> いつでも持っていけるようにギターを磨いておかれてください。
> 私は社会福祉士会のボランティアシステムが整い、時間が合えば現地に行くつもりで
> す。私の仕事は役に立つはずです。
>
> 私の父は台風で命を落としました。
> 自然に畏怖する人生です。
>
> 自粛しすぎは経済と心を落ち込ませます。
> ケーヤンはできる限りライブを中止されないでください。
> 25日、福岡でお待ちしております。

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一歩でも前へ。

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